1st month @Stanford
Masahiro RikisoOctober 1, 2023

TL;DR

• 月初に到着し、米国生活の立ち上げに励んだ
• 留学プログラムがスタートし、研究生活の立ち上げに励んだ

09/09 米国到着
09/18 Stanford 留学プログラム開始
09/25 Lab に合流

0. Stanford 大学 (地理的視点から)

Stanford 大学は、カリフォルニア州(CA)に位置し、シリコンバレー地域における教育とイノベーションの中心的存在である。サンフランシスコから南に約 55 マイル、サンノゼから北に約 32 マイルの距離にあり、地理的にも絶好のロケーションに位置している。シリコンバレーは、世界中のテクノロジー企業やスタートアップの拠点として知られており、Stanford 大学はこのエコシステムの一部として密接に結びついている。特に Computer Science 分野においては、Stanford 大学は世界一の研究機関として認識されており、多くのプロジェクトがここから生まれ、テクノロジー業界に革命的な進歩をもたらしてきた。

さらに、Stanford 大学のキャンパスは美しい自然環境にも囲まれており、広大な敷地には豊かな植物園や美しい景色が広がっている。優れたプログラムと地理的利点により、多くの学生と研究者がここで夢を追い、未来のテクノロジーの発展に貢献している。

1. 米国生活立ち上げ

携帯番号、住所証明、SSN がないと進められない手続きがあるため、取り組む順番が重要であった。

- [x] 銀行口座開設(個人口座)
- [x] 携帯番号取得
- [x] 住居契約
- [x] レンタカー契約
- [x] 家具購入
- [x] 銀行口座開設(公金口座)
- [x] SSN 取得
- [x] CA 運転免許 筆記試験
- [ ] CA 運転免許 実技試験
- [x] クレカ取得
- [ ] 携帯プラン本契約
- [ ] 中古車購入

1.1. 銀行口座開設(個人口座) : 渡米前

個人口座として、US バンクが唯一、米国の住所証明がなくても開設できる銀行である。(日本国内で開設可能。) US バンクに買収されたユニオンバンクが、もともと三菱 UFJ 傘下だった経緯で、三菱 UFJ が口座開設を取り継いでくれる。小切手が払い出せないと、住居の敷金が払えなかったため、渡米前のこの手続きはマストであった。

1.2. 携帯番号取得 : 9/9

SSN と 住所証明 がないと 本契約ができないそう (携帯番号は取得できる) で、T-mobile の プリペイドプランを契約した。30 日間の通話とデータ通信が無制限のプランで $100/2lines。

1.3. 住居契約 : 9/9

米国に来てまでテレワークをするつもりは毛頭無く、毎日大学に通うため、できるだけ近いところに住みたかったが、Stanford のある Palo Alto 市は高級住宅地として有名で、affordable ではなかった。よって、Palo Alto 市の隣の Mountain View 市で住居を探すこととした。(Visiting Scholar の多くが同様の選択をしている。)

成井さんに紹介いただいた "シリコンバレー不動産" というエージェントを使い、渡米前から契約手続きを進めておいた。成井さんや、成井さんの友人のお墨付きもあったアパートだったので、渡米後の内見もなしで渡米初日に契約手続きを済ませた。直後に、電気・ガス(PG&E)、インターネット(Xfinity)の契約、マットレス(Sleepworld)購入、住宅保険(Lemonade)の加入、等を超特急で済ませた甲斐あって、ホテルステイは 3 泊で済み 9/12 からは新居での生活が開始できた。家具購入などその後の生活立ち上げがスムーズに進んだし、経費節約にもなって、いいことずくめであったと思う。

1.4. レンタカー契約 : 9/10

レンタカーを Monthly で契約した。事前に、インターネットでプリペイドしてからレンタカー店舗で本契約すると、大幅なディスカウントが得られた。

1.5. 家具購入：9/12-17

Sale-N-Buy と Cragslist を駆使して、家具を調達した。これらは、日本でいうところの、ジモティーやメルカリみたいなサイトで、大幅な節約ができた。テレビ、テレビ台、加湿空気清浄機、机、椅子、スタンドライト、自転車、などを中古だが格安で手に入れることができた。中でも加湿機が、個人的にイチオシの買い物である、というかマストアイテムだと思う。(こちらは空気が乾燥しており日本のジメジメした暑さが無く非常に快適だが、夜中に喉が乾っからになり、水分補給のために起きだしてしまうほどであるため)。その他の調理器具や日用品は Target と Walmart で購入した。

1.6. 銀行口座開設(公金口座) : 9/13

Chase 銀行で開設した。住居証明が必要のため、住居契約書のコピーを持参した。SSN が取得できたら、窓口に再度出向くと、クレジットスコアを構築できるようにしてくれるそう。

1.7. CA 運転免許 筆記試験 : 9/14

米国は、国際運転免許の協定に批准しているが(渡米後 1 年有効)、CA 州では 10 以内に CA 運転免許を取得するように要請している。CA 運転免許取得のためには、申込、筆記試験、視力検査、写真撮影、実技試験、に対応することが必要である。このうち実技試験以外は、1 日で完了できる。私は、最寄りの DMV である Santa Clara DMV に出向いた。SSN が必要との噂もあったが、I-94、パスポート、ビザ、住居証明 で申し込みできた。筆記試験の合格には、40 問中 32 問以上の正答が必要。幸い一発合格できた。非常に混んでいたが、かかった時間は 2 時間くらい。(ほぼ待ち時間)

1.8. SSN 取得 : 9/25

SSN(Social Security Number) の申込は 9/12 に SSA(Social Security Administration) に出向いて行った。web ページには色々持ってこいと書いてあったので、沢山の書類を持参したが、結局、I-94、ビザ、DS-2019、住居証明 で事足りた。9/25 に郵送で、自宅にカードが送付された。クレカ作成や RealID 取得など、これを済ませておかないとできないことが多いので、できるだけ早く取得できると望ましい。

1.9. クレカ取得 : 9/29

紐付け先を米国銀行にして ドル建て決済可能な クレカとして、ANA USA クレカを取得した。手続きは日本にいる間にできるところまで進めておいて、米国に来てから住所登録・SSN 登録をすることで、クレジットヒストリーの構築を速やかに開始できる。

1.10. 中古車購入

ガリバー USA、トヨタディーラー、Carmax、などを訪問して話を聞いたり、Carvana、Shift、Clagslist などオンライン販売のサイトで中古車を比較検討している。Sales-Tax(10%もあるので) が勿体無いので、高い車は買いたくないのだが、インフレ+供給不足で価格が高騰している。 Clagslist で Kelly Blue Book で査定した値段よりも半額の値段がついた日産車を見つけたので、購入手続きを進めていたのだが、結局、詐欺だった。eBay のプリペイドカードを Walmart とか Safeway とかどっかで購入して、カード番号を送ってくれ、という無茶苦茶な支払方法を要求され、"eBay motors の公式サイト使えばええやん、じゃないと信用できないよ"、と交渉したのだが応じてくれない。詐欺と確信したので、取引をやめた。

結局、振り出しに戻ったので、他を探さねばならない。

2. 研究生活の立ち上げ

- [x] J-Arrival 提出
- [x] 留学生向けオリエンテーション(zoom)
- [x] 情報セキュリティー教育(専用 website)
- [x] Laptop Network Access 登録
- [x] Stanford ID カード取得
- [x] Email 取得 (msrks@stanford.edu)
- [x] 居室鍵 取得
- [x] Stanford CS ID 取得
- [x] CS Visiting Scholar Web Page 登録 (https://forum.stanford.edu/people/masahiro-rikiso)
- [x] Parking Permit 取得
- [x] プリンター登録
- [x] Lab Meeting 参加

2.1. Parking Permit 取得

Stanford には weekday には 平日の無料駐車場は存在せず、Commuter、Visitor は 事前の Parking Permit の購入が必要である。Commuter は、駐車場が限定されるが、Visitor より安く Permit が購入可能。利便性は悪いが安い方の Permit C を購入した。$38/mo (Permit A は $133/mo、Visitor Parking は $4.46/h)